【痩せる仕組み】食べないと痩せない!
ダイエットにおける間違いとしてよくありがちなのが食べないダイエット。
一見体重が落ちて、目に見える実感もあるので効果が良いように見えますが、身体にも精神的にもよくない誤ったダイエット法です。
仮に短期的に痩せても長い目でみるとリバウンドの確率が上がりますし、食べないストレスから、病気を引き起こしかねません。
そして食べないダイエットを続けていると確実に痩せない身体になっていきます。
では何故食べないダイエットをすると痩せにくくなるのか。
それはダイエットにとって重要なことは、きちんと食べることにあるからです
痩せようとしてるのに食べるというのは矛盾してないか?と感じますよね。
でも実は矛盾しているようで理にかなっていることなんです。
そもそも肥満の人や脂肪が付いている方は食べる量を減らしていくことが痩せることにおいて重要なことです。
肥満のひとは脂肪という蓄積されたエネルギーがあるので、それを燃焼していけばいいからです。
でもある程度ダイエットが進んで体重が落ちていくと、痩せにくくなる時期が来て体重がおもうように落ちなくなる時期が来ます。
これをダイエット停滞期と呼びます。
何故痩せにくくなるか?
体はある一定のところまでいくと、これ以上脂肪が無くなるとまずいと感じ、エネルギーをできるだけ蓄えようとする動きにシフトします。
脂肪は人間が飢餓状態に陥ったときの最後の切り札になりますから、それを残しておこうとする本能が働くのですね。
そして逆にエネルギーをくいやすい筋肉の方を使おうと身体は考えます。エネルギーが消費しやすい筋肉があると飢餓が訪れた時に不利になるのでこちらのほうを先に消費してエネルギーにしていこうとしてしまいます。
ある一定の体重になると痩せにくくなっていくのはこういう原因があるからなのです。
そして筋肉が落ちると代謝が落ちますので、食べる量が少ないことによるエネルギー不足で益々痩せにくい停滞期が続いてしまうのですね。
なのでこれを打開するには食べる!
ダイエットは食べないと痩せないということはこういうことからです。
筋トレをして筋肉をつける→しっかり栄養のある食べ物を食べ、エネルギーを消費しやすい身体をつくる→結果脂肪が燃えやすくする
というフローをつくることが重要です。
食べて痩せるには何が必要か
では食べて痩せるには何が必要か。
筋肉をつけて痩せていくにはタンパク質をとることが重要なのはいうまでもないですが、食べるのが大事だからといって糖質や脂質をむやみに摂取すると、そもそものダイエットの意味がなくなります。
その為に必要な知識は、きちんとした栄養価のあるカロリーを摂取できる食べ物を食べるということです。
具体的には良質な脂質ですね。
糖質をある程度制限しなければダイエットはできないので、脂質を優先して増やすようにします。
でも大事なのは身体に溜まる脂肪ではなく、あくまで身体の中で固まらない、身体によい作用をもたらす良質な脂質ということです。
筋肉体操でブレイクの筋肉俳優武田真治さんも先日のテレビで
タンパク質:脂質:糖質
5 : 4 : 1
で取るとダイエットには効果的とおっしゃっていました。
良質な脂質
良質な脂質のいいところはきちんとしたカロリーが取れるところに有ります。
脂肪は1kcalあたり9gのエネルギーをもっているので炭水化物(糖質)に変わる主食としての役割ができると考えることが出来ます。
タンパク質と脂質はGI値が低いので量をある程度とっても脂肪になる心配はありません。
なのできちんとした栄養価のあるカロリーが摂取できる食べ物とはこのような食べ物のことを指すということになります。
チートデイ
プロの筋トレーニーは減量期の時の停滞期の時はチートデイと呼ばれる一日にどか食いをする日を決めてきちんと食べる日を決めています。
それは具体的には1週間〜10日にいっぺん行なうのですが、1週間の内、減量食ばかり食べていると身体が「もう脂肪は落とせないよ」という反応を見せてしまいます。
それを打破するために、意図的にたくさん食べて、脳を騙す(チート)と呼ばれることをして停滞期を乗り切っています。
チートデイの日にどか食いをして体重は一時的に増えますが、脳がエネルギーが足りてると判断するので、次第に体重が減って結果食べた時より減量が出来るのです。
プロの筋トレーニーがやっているくらいですから、やはり食べてダイエットを進めることには意味があります。
『きちんと食べているよ!』『カロリー足りてるよ!』と脳にわかってもらうのはダイエットをスムーズに行なっていく意味でも非常に大事になってきます。
締め
今回はダイエットは長い目でみた場合、しっかり食べていくことが理にかなっているということをお伝えしていきました。
ダイエットしてるんだけど、なかなか痩せにくい、もしくは食べないダイエットをしている方なんかは是非これを読んで正しくダイエットを行なって健康に痩せていくことを目指していってもらいたいです。