筋トレで筋肉痛が治らない場合の対処法
「筋トレを始めたものの翌日に筋肉痛が…。筋肉痛を引きずってるけど筋トレしてもいいの?そもそも筋肉痛がなかなか治らないし、筋トレに向いてない体質なのかなぁ…。」
こんな疑問にお答えします
本記事の内容
●筋トレで筋肉痛が治らない場合の対処法
●筋肉痛を緩和する対策
筋トレで筋肉痛が治らない場合の対処法
結論から言うと、筋トレをして筋肉痛が起きた時は無理せずに筋肉を休ませましょう。
何故なら筋肉痛の時は筋肉が損傷している状態であり、損傷した繊維を修復することによってさらなる負荷に耐えられるようになって強く復活する時期です。
その時に無理をして筋トレをすると、筋肉が成長しないばかりか、オーバートレーニングになってしまい、筋肉が細くなる・筋肉痛がなかなか治らないという原因になってしまうからです。
筋トレをしたから筋肉が増えるのではない
あくまで大前提として、筋トレをしたから筋肉が増えるのではなく、筋トレによって筋肉が破壊され、栄養や休養をとって以前よりもそれに耐えられる力として筋肉が強くなる・作られるので
言い換えればしっかり休養しないと筋肉をつけていくことはできないし筋肉は成長していかないということです。
筋肉痛になっている時はそもそもそんなに筋トレ自体できない
あとはそもそも筋肉痛の時は筋トレ自体キツイですし、パフォーマンスも下がります。
筋肉痛は痛みを伴うのでキツイ動きやハードなトレーニングなどは無理だと思います。
僕の経験を話させて頂くと、筋トレの強度がある身近なトレーニングとして腹筋ローラーがありますが、腹筋ローラーは立ってやることによりものすごい負荷がかかるわけですが、やってみたことがある方はお分かりかと思いますが
立って10回もやれば翌日にはクシャミをしただけでお腹に強い痛みが走るほど強度が高いトレーニングです。
もちろんある程度毎日やっていれば平気なのですが、サボっていたりして、たまに腹筋ローラーをすると翌日以降にすごい筋肉痛が返ってきます。
もちろん成長するための痛みなのでなんとも思わなくむしろ喜ばしい痛みなのですが、先程の話しに戻るとそんな状態では翌日には1回たりとて出来ません。
それは体が正直に反応していることであって
(おいおいそんな無理かけたら壊われるだろうが)
という身体のサインだと思っています。
なので、痛みで全力を出せない、痛みで集中できない、などのデメリットが出るわけですからしっかり休んで筋肉痛が治まった時に筋トレをするのがいいです。
筋トレを毎日する人もいる
でも筋トレをする方の中には筋肉痛の時でも筋トレをするっていう方も存在もします。
僕の周りでも筋トレは毎日するし、やっていないと落ち着かないという人がいるのも事実です。
なので一概に筋肉痛の時は筋トレをしないほうがいいとは言い切れませんが
筋トレを毎日している人というのは筋トレをする部位を変えている場合が多いですし、先程もいったように筋肉の成長やパフォーマンス、怪我のリスクもあることを考えると筋肉痛の時はしっかり筋肉を休ませた方が確実です。
なのでもう一度いいますが、筋トレをして筋肉痛が起きた時は無理せずに筋肉を休ませましょう。
慣れてない方が強い負荷をかけるのは禁物
冒頭でも説明しましたが、筋肉痛は筋トレをすれば誰にだって起こりますし、むしろ筋肉痛があるからこそ筋肉が成長するので、筋肉痛がないとトレーニングが正しかったかと不安になることさえあります。
なので筋肉痛自体は成長の途上として大いに歓迎して頂きたいのですが、慣れてない人や筋トレ初心者の方は強い負荷をかけてトレーニングすることは禁物です。
普通大体2〜4日すれば筋肉痛はおさまるのが一般的かと思いますが、それが1週間や10日筋肉痛が続くような場合は筋肉が炎症して筋肉痛というよりは筋膜を痛めている可能性も考えられます。
そうなったら筋肉痛どころの話ではなくなり場合によっては体に故障をきたしてしまい日常にも影響が出てしまいます。
なので、まずは慣れてない人が筋トレをやる場合には強い負荷をかけ過ぎるのは禁物なので、無理せずに軽い負荷から始めて自分の負荷のかけ具合を分かっていく必要があります。
筋肉痛を緩和する具体的な対策
筋肉痛は筋肉が成長する為には必要なことであり、むしろ歓迎するものであることはお話させて頂きましたが、では筋肉痛を出来るだけ緩和させる為には何を行ったらよいのでしょうか。
筋肉痛を緩和する為の具体的方法としてはまず、トレーニング前によくストレッチを行う。体を温めて体が冷えた状態を避けて筋トレを行う。
常に運動不足な方や久しぶりに筋トレをする時は尚更これに気をつけたいですね。
トレーニング後のアイシングも翌日以降に筋肉痛を緩和させる方法として有効です。トレーニング後に筋トレした部分を適度に冷やしましょう。
あとは筋肉自体がタンパク質をとることにより成長しますから、プロテインなどを筋トレ後に摂取してタンパク質を補給する。
プロテインの他には青魚や卵、納豆などの良質なタンパク質をしっかり取り、場合によってはサプリメントなどを摂取して回復を助けることも有りです。
あとはしっかり休息してよく睡眠をとること。
お風呂に入って血行を良くすることは昔から伝えられている疲労回復の王道ですので、筋肉痛を緩和してくれる有効な手段です。
●ストレッチをして血流を良くする
●アイシングをして炎症を抑える
●休息や睡眠をしっかり取る
●お風呂に入って血流を改善
●良質なタンパク質や栄養を摂取
まとめ
いかがでしたでしょうか?
筋トレで筋肉痛が治らない場合には無理して行うよりもしっかり部位を休ませて回復した状態で筋トレを行うことが望ましいことがお分かり頂けたのではないでしょうか。
筋肉痛の時は筋肉が損傷している状態であり、
その時に無理をして筋トレをすると、筋肉が成長しないばかりか、筋肉痛がなかなか治らないという原因になってしまいます。
筋トレにおける筋肉痛のこの考え方は非常に大切です。
何より筋トレを始めた方や運動に慣れていない方が筋肉痛で筋トレってあまり楽しくないと思ってしまうのが残念ですので、そうならないように、しっかりこの記事を読んで知って頂けたらと思います。
今回は以上です。 是非、楽しい筋トレライフを!