アトピー・アレルギー根本治療 具体的取り組みと実践③
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皮膚疾患の根本治癒にむけて腸内洗浄と食事療法をはじめてからの具体的な実践とそれからどうなったかの経過報告です。
アトピーや皮膚の疾患は腸壁が薄くなってそこから未消化のものが漏れ出してしまいその毒素の新たな出口が皮膚であり、そこに炎症が出てしまい結果猛烈なかゆみが生じてしまいます。
その時、肝臓に過度な負担が生じて解毒作用が弱まってしまい、ますます毒素が体に巡ってしまうことになってしまいます。
脂肪肝
脂肪肝という言葉を聞いたことがあると思いますが、肝臓に脂肪(悪玉コレステロール)がつき過ぎてしまうことが原因でフォアグラ状態になっている肝臓のことです。
アトピー体質の人は脂肪肝になっている可能性が高く、解毒作用がうまくいかない為に肝臓本来の解毒機能が衰えてしまいます。
蓄積された脂肪は強いアレルギー物質の為に結果アトピーが悪化の一途をたどってしまいます。
では何故脂肪肝になってしまうのか?
それは脂質の多い現代の食生活が起因しています。
コンビニの菓子パンやスナック菓子には体に悪影響とされる「トランス脂肪酸」が満載で、ファストフードは劣化した油で調理したものばかり。
ジュースや清涼飲料水には大量の糖分が含まれているため、この糖分が脂肪と結び付くことでできるのが悪玉コレステロール。
このように現代生活の中でこれらの身近な食べ物を何気なく食べでいるだけで、相当な脂肪(悪玉コレステロール)を摂取してしまっていることになります。
言い換えればこれだけ危険なものが身近なところに溢れているということです。
改善の為に徹底できていなかったこと
最初の記事でも書きましたが、劣化した油を使ったスナック菓子やファストフード、豚肉の油は皮膚疾患における避けるべき大敵の食べ物です。
アトピー改善に向けて、食べ物をアルカリ性のものを多く摂取したり腸内をキレイにする為に食事療法を行なっていましたが、この脂肪肝を誘発してしまう、ファストフードやスナック菓子などを食べないということを徹底出来ていなかったことに気づかされました。
というのは、改善を始める前とは明らかに体の状態は変わってはきているものの、根強い膝裏と首の湿疹がなかなか良くならなくて、自分では野菜、フルーツなどのアルカリ食品それから魚を積極的に摂取して色々なことにトライはしているものの、良くならないことに「やっぱり簡単には良くならないか」と感じていた部分がありました。
しかし考えてみるとこうした脂肪肝を誘発してしまうような最も大事な部分を見落としていたなと。
避けるべき食べ物とは知ってはいてもなかなかそれを食べないということが出来ていなくて、脂肪肝がアトピーにつながるという食事の本を読んだ時に「これは全部当てはまるし、徹底できていなかった」と素直に反省しました。
即行動
これに気づいてからは早速その瞬間からスナック菓子と甘い炭酸飲料(コーラやソーダ)を摂取するのは辞めました。
これらは私が小さい頃から大好きだった食べものです。ポテトチップスを食べながらソーダなんてこの世で1番うまい食べものと思っていましたから(笑)
だから気づけば小さい頃からの積み重ねで今こういう自分の状態になっていることはなんら不思議なことではないんですよね。
体は正直に反応してくれたということです。
だからそういう自分が好きだけれども皮膚疾患につながる食べ物はもうこれからは摂取しないと決めました。
からだの反応
早速体は反応を見せ、首の湿疹が夏前からすごくあったのが、かゆみがおさまり、掻いたキズなどで皮膚が赤くなっていたのが治まりつつあります。
首は隠せないところなので、嫌だったんです。だから首が治り始めたのがすごくいい反応になっているので、もうこれからは徹底していきます。
取り組み
前述しましたが
・菓子パンからおにぎりに変える
・スナック菓子は食べない
・ファストフードはやめる
・甘い炭酸飲料は飲まず水かお茶を飲む
これからこのような取り組んでいきます。
体の状態
- 手の湿疹は完全に良くなりました。中指の爪が良くならなかったのですが、甘皮が綺麗に生えて爪もと通りに
- 鼻炎も前回から引き続き良くなっている状態です。もう詰まらなくなり、鼻呼吸している自分がなんだか不思議です(笑)鼻呼吸なんて今までしたことは夏の暑い時期だけでしたから。改めてすごい変化を頂きました。
- あとの課題は膝裏と股間に近い太ももの湿疹です。太ももの湿疹は右はでていなかったのが、出てきてちょっと酷くなってきたので、ここをなんとかしていきたいです。
まとめ
アトピー改善するといって始めて見たものの、やはり意志の弱さはかゆみに直結するのだときづかされました。
知らず知らずのうちに「これぐらいだったら食べても大丈夫」とか、「毎日じゃないからたまには食べてもいい」とか、変に自分ルールを作っちゃっていたので、それでは根本からの改善は難しいんだと思いました。
例えば、スナック菓子、菓子パンなどに入っているショートニングは、サクサクとしたあの独特の食感を出すために使用されている代表的なトランス脂肪酸のひとつです。
あのサクサクとした食感に中毒性があるのはご存知の通りですし、何回でも食べたくなるように考えられているのは事実です。
でも食べなくてなってからは不思議と欲さなくなってきたんですよね。
やはり食べないものは食べないと決めてかかる、そういうところから断つ!というのも大事なことに気づかされた数ヶ月でした。