【アトピー・アレルギー根本から改善治療】本当に試してほしい方法
「あなたの今の状態は、これまで食べてきた物と、考えてきたことの総計である」
これはエドガー・ケイシーの残した有名な言葉だが、とりわけアトピーやアレルギーは今まで摂取してきた食べ物の集大成が今の体に出ているといっても過言ではない。
実際にこのことに気づいて行動に移した筆者が現に体験した率直な感想である。
“
現代医学は乾癬を皮膚の病気だと考えますが、ケイシーは、皮膚の症状はあくまで結果であって、原因は消化器にあるとしています。具体的には、十二指腸や小腸の腸壁が薄くなり、そのために単糖類まで分解されていない炭水化物や、アミノ酸レベルまで消化されていないタンパク質が薄くなった腸壁から体内に入り、それらが異物としてアレルギー反応を起こすのです。
”
はじめに
私はこれまで長い間アトピー性皮膚炎を患ってきました。主に関節、首、手や指に酷く症状があらわれ、今までずっと皮膚のかゆみに悩まされてきました。
かゆすぎて夜に寝れなかったり、朝起きて気がつくと掻いたところが血や膿が出て固まり、皮膚がパリパリした状態になってしまい関節は痛くて曲げれないほどになることはしょっちゅうでした。
指や手も謎のかゆみが押し寄せてきて、気がつくとボリボリ必死で掻いて、バックリ割れ目が何箇所も出来て、絆創膏だらけ。
手を洗うのもしみるし、そもそも全身に傷がついているので、お風呂に入るのが嫌になるのも長年の苦しみでした。
色々な皮膚科にも行き。塗り薬や飲み薬も多用に服用しました。
しかし、ステロイドの塗り薬は患部の症状の緩和はできても、すぐに痒みが元に戻り以前よりももっと荒れてしまうこともありました。
ステロイドを長年使ってきた経験者として、塗り薬では根本からは治らないことははっきりとわかっていました。
そんなとき、偶然に何かで読んだ文献がきっかけでアトピーや乾癬は消化器や腸に原因があるというのを知りました。
読んだ当初はよく理解が出来なくて、なんで腸が関係するの?と疑問に思うことばかりでしたが次第にわかっていくと、あくまでそれは今まで聞いたことのない常識外のことであったけれど、何故かゆみの原因がいつまでたっても改善されないのかについて妙に納得していきました。
だからこそ今回は同じようなことに悩んでいる人の助けになればと思い、そもそも腸壁が何故薄くなるのか、避けるべき食べ物や摂取すべき食べ物はなんなのかなどについて、詳しく書いていこうと思います。
原因は消化器・腸
これがまず初めのスタートになります。
そして難しいことはしません
やることはいたってシンプルです。
腸壁が薄くなる原因
体内毒素の排泄不良、不適切な食事、消化不良、アレルギー、背骨の歪み、精神的なストレス
これが原因となって腸壁を薄くし、体内に未消化物が漏れ出して肝臓でろ過しきれなかった毒素は新たな出口を求めて皮膚に炎症をおこしてかゆみが発生する。
対策と根本治療
適切な食事療法と体内毒素の排泄で
薄くなった腸壁を厚くする
これが正常な皮膚を取り戻すために必ず必要になってくる、いわば根本治療になる。
食事療法
食べ物の中には皮膚炎が悪化する、腸壁を薄くする、腸内に老廃物(宿便)を溜める、避けるべき食べ物が存在する。
アレルギー持ちの人は出来るだけ摂取しない方がいい食べ物である。
避けるべき食べ物
- 豚肉、牛肉
- 油で揚げた物全般(豚の脂と加熱して酸化した油は健康の大敵)
- 乳製品
- スナック菓子全般(酸化した油が使用されている為)
- 甘いもの、炭酸飲料
- 菓子パン類
- ハムやベーコン、ソーセージなどの加工食品
- アルコール、タバコ
- ナス科の野菜【ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマン、パプリカ、トウガラシ、コショウ) 】(薄なった腸壁を通過する際に毒素になる為)
- 貝類(エビ、カニ類)
これはアトピー性皮膚炎を持っている私自身が食べものを食べてきた経緯で実際にかゆみが生じたり皮膚の調子が悪くなってしまったものも含みます。
特に、揚げ物、アルコール、菓子パン、甘いものを摂取したときの翌日は皮膚のかゆみが増します。
積極的に食べるべきもの
では反対にアトピーの人が食べるべきものは何か。それは
アルカリ性の食品
アトピーやアレルギーを持っている人は日頃から免疫の働きやすい弱アルカリ性に体質を傾けていくことが大切。
体は酸性になると免疫力の働きが落ちて抵抗力が鈍る為、酸性よりもアルカリ性に傾けることとで、免疫力が維持され、抵抗力が増す。
アルカリ性食品
- 野菜・果物を1日を通して豊富に食べる(生の果物や野菜は天然の整腸剤であるから) ただし果物を食べる時は穀物と一緒に食べてはならない。穀物と一緒に食べた柑橘系果物は酸性食品になってしまう為
- きのこ類
- 海藻類
- 大豆
これらがアルカリ性の食品になるので積極的に摂取して体をアルカリ性に傾けていきたい。
また体をアルカリ性に保つことで推奨されるのがキレイな水にレモンやライムの果汁を入れて飲む。これは私も日頃からやっているのだが、体を弱アルカリ性に傾けやすくすることができる。
速乾性を求めるならば飲み水に数滴のグライコサイモリンを溶かして飲むということも場合によって勧められているが、
ただこれは体の変化に注意を払いながら慎重に行ってください。
普段の食事から食べていきたいもの
・玄米
玄米は昔から日本人が食べてきた腸内にインプットされている、いわば日本人の体質に合っているソウルフード。
日頃の炭水化物を白米から玄米に変えると、みるみる体が変化していく。
・魚
これも日本のソウルフード。日本人は長年に渡って魚を食べてきた。
魚類に多く含まれるDHAとEPAにはオメガ3と呼ばれるαリノレン酸が含まれていて、
生活習慣病の予防や、血中の中性脂肪を下げたり、不整脈を予防したり、血液をさらさらにして動脈硬化を防いだりすることなど、様々なよい効果が得られる必須脂肪酸。
魚はまさに貴重なタンパク源になると共に栄養上、積極的に摂取していきたいもの。
ちなみに魚を多く食べる国はうつ病の発症率が低いという研究結果もある。
・鶏肉
豚肉と牛肉がNGなぶん、肉を食べたいときは鶏肉を。ただし皮は取り除いて。
・卵
良質な脂質とタンパク質を兼ね備えた万能食品。ただし、アレルギー症状が出たり、個人差があると思うので、体の様子を見ながら。
ちなみに筆者は食べてもかゆみなどの変化は出ない。
・水
1日にグラス6~8杯の水を飲む。成人男性の場合で1日2リットル程度の水を飲むようにする。
水の摂取量が少ないと食事療法の充分な効果が得られない為、1日を通してキレイや水を飲む習慣をつける。
ただし水を毎日これくらいの量を飲んでいくことは正直とてもしんどい。1日2日なら出来るが毎日となるととても大変。
なので家にウォーターサーバーを置くのが便利。いつでもキレイな水を飲める利点は大きい。
・ニレ茶
腸壁を保護するニレ茶を飲む
特にアトピー治療において腸壁を保護するニレ茶を飲むことは必須。
食べ合わせについて
・複数の穀物を同じ食事に摂ってはいけない。たとえば、ご飯を食べる食事で一緒にジャガイモやトウモロコシを食べると、消化不良を起こすことになる。1回の食事で穀物は1種類になるようにする。
・果物を食べる時は穀物と一緒に食べてはいけない。穀物と一緒に食べた柑橘系果物は酸性食品になってしまう為
・コーヒーや紅茶にはミルクを混ぜない。
・怒っているときや感情が高ぶっているときには食事をしない。食べ物が未消化物となり、体内毒素となる。
体内毒素の排出
リンゴダイエット
リンゴだけを食べ続けるというもので、他の食事を一切やめる。ただし、水は1日に2ℓくらい十分補給する。
また、ミルクを入れなければコーヒーも1日数杯程度は許可される。。
夜寝る前にスプーン大さじ1杯のオリーブオイル(必ずエクストラ・バージンのもの)を飲む。
やり方はこれだけ。
これによって、リンゴの繊維で腸壁にこびりついていた老廃物がきれいさっぱりと体外に排泄されるようになる。
何を肌に塗るか
基本的に腸内環境を整えていくことが目的だが、荒れた部分のケアもしていくことが大切でと考えます。
今まで皮膚が荒れて皮膚から出ていた体内毒素を正しいルート(肝臓で分解、腎臓経由で尿や便)で出すようにしていくことがこの治療方法の目的でもあるからです。
この根本治療をしていく中で、すぐに皮膚がキレイになるわけではなく、治療中もいつものように荒れやかゆみが出てしまう。
塗り薬は皮膚を余計悪くしてしまうので、なるべく自然のものを塗布して頂きたい。
自然で体にいいもので、敏感肌に塗れるものといったら限られる。実際に私が使っていいと思ったのはこちら
荒れた部分にシットリ入り、荒れた部分がしみないので、塗りやすくて使いやすい。皮膚の乾燥も抑えられる。これ一本で十分に体のケアが出来るのでおススメ。
どうしても乾燥が酷く上記のものを塗っても痒かったりするときはその患部にだけワセリンを塗ってます。
ただし、個人差も大きく出ると思うので使うときは慎重に。
経過報告を載せていきます
この方法は単にすぐに結果が出る方法ではないと思っています。私も長い時間をかけて根本的に解決していこうと思っていますので、それを経過報告として載せていきたいと思っています。
何をして良かったのか悪かったのか、状態はどのように良くなったのかなどを素直に書いていこうと思いますので、参考にして頂ければ幸いです。
まとめ
とりわけ腸内洗浄についてはコロニクス(洗腸)やひまし油で肝臓を温熱する方法などもありますが、日常で実践できるもので続けられるシンプルな方法が1番かと思います。
今回紹介した方法はすぐに実践できるものばかりですので取り掛かりやすいはずです。
なので、是非日常に取り入れてやってみて頂きたいです。
それで皮膚の疾患で悩んでいる人の悩みが少しでも改善して頂ければこんなに嬉しいことはありません。