感想「最強のふたり-untouchable- 」ドリスに言いたい。最高にありがとう。
こんにちは、SUHAMAです。
映画を観るときは邦画、洋画を問わず観るようにしていますが、フランスやイギリスの映画などは独特の世界観があってやはりいいですね。
洋画を観る時に楽しいのは、舞台背景が例えばロンドン・パリ・ベルリンといった国際色豊かなそれぞれの街並みがあって
そこに息づく人の情景がありのままに映し出され、暮らしぶりが鮮明に描かれているのが単純に見ているだけで楽しくなってしまいます。
今回はフランスのパリを舞台に、身体が不自由になった大富豪とその介護人になった貧困層の若者が互いに交流していく様を描いた映画
「最強のふたり-untouchable-」をご紹介していきます。
映画予告編
監督:脚本
エリック・トレダノ
オリヴィエ・ナカシュ
製作
ニコラ・デュヴァル・アダソフスキ
ヤン・ゼノウ
ローラン・ゼイトゥン
出演者
フランソワ・クリュゼ
オマール・シー
アンヌ・ル・ニ
オドレイ・フルーロ
音楽
ルドヴィコ・エイナウディ
配給
ゴーモン
ギャガ
公開
フランス:2011年11月2日
日本:2012年9月1日
上映時間
112分
製作国
フランス
言語
フランス語
興行収入
3.46億ユーロ(ヨーロッパ)
16.5億円(日本)
フランスでの歴代観客動員数で3位となる大ヒット作となった今作。
日本でも興行収入が16億円を超え
日本で公開されたフランス語映画の中で歴代1位のヒット作となりました。
映画「最強のふたり-untouchable-」あらすじ
パリに住む富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、ある事故をきっかけに頸髄を損傷してしまい、首から下の感覚が無くて体を動かすことができない。
介護人がいなければ生活ができないフィリップは、新しい住み込みの介護人を雇うため、候補者の面接を行う。
そこにドリス(オマール・シー)が面接を受けに来る。
他の候補者はなんとかフィリップ宅で働く為に(無論お金目当てだが)なんとか気に入られようとフィリップと秘書に熱い思いを熱弁していくがドリスはやる気のない様子。
それもそのはず。ドリスはそもそも職に就く気なんかなく、給付期間が終了間際となった失業保険を引き続き貰えるように適当に面接を受け、すぐ不合格になり、それを証明する書類にさっさとサインが欲しいだけだったのだ。
そんなドリスにフィリップは、他の候補者と何か違うものをもっていると感じ、周囲の反対を押し切って雇うことにする。
それは『自分を障害者ではなく対等な立場で接してくれること』
介護経験などないドリスの仕事ぶりは雑ではあったが、フィリップの予想通り、自身を病人としてではなく、一人の人間として扱ってくれるドリスと親交を深めていく。
働き始めて1ヶ月後にはドリスはフィリップの信頼を勝ち得て本採用が決まり、絵を描いたりなど、随所に異能を見せつけ、順風満帆にある働いていくようになる。
しかし、ドリスは自身の家庭に問題を抱えていて弟がやがて助けを求めてくる…。
ドリスとフィリップの最強のふたりはその絶妙なる関係生を続けていけるのか否かー
映画「最強のふたり-untouchable-」感想
この映画のポイントは単に障害を持った富豪とそれを介護するスラム街出身者のコンビを描く話だけではないと思っていて
障害を持っているフィリップは真面目気質ゆえに介護人とはうまくいかずにすぐに解雇することもザラ。
そこには『自分を一人の人間として対等に接してほしい』という本人にも気づかない隠れた願望がある。
そんな中、ドリスは全くといっていいほど障害者に偏見がない人物。
ブラックジョーク・ユーモアたっぷりに身体をなじってみたり、車椅子のスピードはなんでこんなに遅いんだ?とか、アッチの方の処理はどうなってんだ?とか
フィリップ自身、障害を持ってから今までに経験したことないようなことを耳にしていく。
そしてフィリップ自身はそれを楽しんでいる。
実は彼もブラックジョークが好きで、ドリスのような放漫さが好きでドリスのように自分を対等に扱ってくれるような人物を望んでいた(だから過去の介護人とはソリが合わなかった)
だからこそドリスと親近感が生まれ、障害者と介護人という枠を超えた友情が芽生えていく。
そこがこの映画のポイントになっていると思います。
正直、映画中にドリスの言うセリフの節々が面白くて
「モップ頭」とか「鼻血ブーした跡だろ」とかフレーズが面白くて何回も腹抱えて笑ってしまいました。
中には、紳士的な振る舞いをするフィリップに対してなんて失礼なヤツだ!みたいな見方もあると思いますが、人と対等にフランクに接することの出来る能力というのはなかなか無いものではないでしょうか。
ドリスに言いたい。最高にありがとう。
コメディのようなコミカルな展開は、障害者と介護人というこの映画のテーマが重くなりすぎることなく、描かれています。
最高に教養ある人と全く教養がない人との心と心の交流がまっすぐに描かれた映画。
まだ見たことのない人は是非そこをみて頂きたいですね。
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