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ネタバレ感想『ワイルド・スピード MAX』ドミニク&ブライアンコンビ復活‼︎

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出典:ワイルドスピードMAX:作品情報-映画.com

こんにちは。今回レビューをする映画はこちら

『ワイルド・スピード MAX』

シリーズ第4弾。ブライアンとドミニクのコンビが復活してシリーズが一気にV字回復していく以前人気が高い作品です!

一作目のレティやミア・トレットが再登場し、のちにファミリーに加入していく人気キャラ、ジゼル・ヤシャールが登場するのもこの回。

この後に続いていくワイスピを観る為には架け橋的な位置づけになる作品ですので、控えめにいって非常に見応えがあるストーリーです。

本記事の内容

● 映画『ワイルド・スピード MAX』のあらすじ

● 映画『ワイルド・スピード MAX』の感想

 

※ ネタバレありの記事なので見ていない方は注意してください

映画『ワイルド・スピード MAX』の概要

監督:ジャスティン・リン
脚本:クリス・モーガン
製作:ヴィン・ディーゼル、ニール・H・モーリッツ、マイケル・フォトレル

 

ワイルドスピードシリーズ第4弾。

ジャスティン・リン監督が前作から引き続きメガホンをとった。シリーズ1のオリジナルキャストが再集結しています。 

シリーズ第3弾までにすぼんでいた人気を一気にV字回復した作品でもあります。

映画『ワイルド・スピード MAX』のあらすじ

人気カー・アクション「ワイルド・スピード」シリーズ第4弾。オリジナルキャストのビン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターが再集結。トレーラー強奪事件の犯人として指名手配されたドミニクは、仲間と共にロサンゼルスから南米へと拠点を移し、輸送車からの強奪を繰り返していた。そんな折、ドミニクのもとに衝撃的な知らせが入り、復讐を誓ったドミニクは危険を覚悟でアメリカへ戻る。

出典:ワイルドスピードMAX:作品情報-映画.com

 

前作シリーズ1でブライアンが最後ドミニクを逃したところから物語が繋がっています。

ロサンゼルスを逃れ指名手配犯となったドミニクは、ドミニカ共和国でレティ、ハンと共にに燃料タンク車からガソリンを強奪していた。

国を変えても犯罪を続けるドミニク一行。しかし、やがてそこにも捜査の手が忍び寄ってきたことで、レティを守るために彼女の前から姿を消す。

だがその後、妹のミアから何者かにレティが殺されたという知らせを聞いたドムは復讐の為にロサンゼルスに戻る。

半ば殺すくらいの勢いでニトロ搭載車に乗っている人物を吐かせ、なんとかかんとか行き着いた先にFBI捜査官になったブライアンと鉢合わせになる。

ブライアンは麻薬組織を追っていたところ、ドミニクの標的と同じ人物にぶち当たる。標的は同じでも立場も目的も異なるため別々に行動することとなった2人は、麻薬組織の運び屋となるために公道ストリート・レース(車がビュンビュン飛び交っている普通の車道^^;)に参加し、組織の運び屋として潜入捜査を開始していくというストーリー。

映画『ワイルド・スピード MAX』の登場人物

●ドミニク・トレット/ヴィン・ディーゼル

●ブライアン・オコナー/ポール・ウォーカー

●レティ・オルティス/ミシェル・ロドリゲス

●ミア・トレット/ジョーダナ・ブリュースター

●ジゼル・ヤシャール/ガル・ガドット

●ブラガ/ジョン・オーティス

映画『ワイルド・スピード MAX』の感想

まぁなんといっても最強コンビ、ブライアン・オコナーとドミニク・トレットのコンビ復活。

これがMAXの1番のポイントじゃないですか?

のちに続いていく物語の架け橋的な作品なので、この時点ではハッキリ感じることはできないけど、この先に続くシリーズがあるって思うとやっぱこの2人が出ていないとワイスピじゃないよねってなります。

ドミニクは相変わらず、強盗グループのリーダーで悪さばかり。レティとハンもいる。ハンは捜査の手が回ってきたので早々にグループ離脱。

結局レティに危険が及ぶからとドミニクはレティを置いてどっか消えちゃうけど、レティはドミニクの無罪放免にしてもらう為に潜入捜査へ。

この後の物語にも続いていくけど2人のお互いへの愛情と絆がワイスピの骨格を作っているといっても過言ではないかな。まぁこれが非常にいいです^ ^

ブライアンは相変わらずダンディ!登場シーンで犯人を追いかけてめちゃカッコいいシーンから久々に登場なんですが、窓ぶち抜いて上から犯人にタックルって、いやもうそれ犯人死んだやんって‼︎笑

相変わらずの無茶苦茶野郎です。

ドミニクの暴走

レティが死んで敵討ちをしようとするドミニクはもう狂気に満ちてる。車に潜って作業してる奴を引っ張りだして顔ギリギリまで機械を近づけて吐かせたり(おいおい顔潰れちまうって(゚o゚;;

居場所を吐かない奴を今度は窓から足持って宙ぶらりんにしたり。片足だけ持って駆けつけたブライアンと平静に話ししちゃうからねwドミニクどんだけ怪力なんだよ(笑)

ミアとブライアンの再会

シリーズ1で恋仲になった二人だけど、元々は連続車両強奪事件の犯人を探るためにドミニクに接触していたブライアン。

強盗犯である事実をつかむも、ドミニクとの友情が芽生えてしまい、職務との間で葛藤。最後にはドミニクを逃すことを決断し、ドミニクの妹のミアを悲しませたくないという思いからミアとも離れ離れに。

ドミニクの事情を聞かれる為に署に連れられてきたミアと再びの再会となったけど、カフェでの二人のやり取りはお互いの今までの誤解や葛藤、まだ想ってる気持ちなど、見応えがある。

ミアとまた恋を振り返していくブライアンとの関係性がはっきりとしていくのもこのシリーズとあって、やはりターニングポイントになっている作品だなとつくづく感じさせられる。

二人のコンビ再結成

レティの死をきっかけにお互いに組織に潜り込もうとするんですがこっからのワクワク感はワイスピやね。立場の違いやシリーズ1からのいろいろな感情も相まって別々に捜査をしていくことになるけど「なに、この二人やっぱ手組んじゃったりするの?」的なw

仲間になることはだいたいは予想がつくけど、ドミニクはブライアンを突っぱねたり、半ば暴走しているので、ブライアンがどうやってドミニクと手を組んで自分の捜査の完結とレティの無念を晴らしていくってのがMAXの最大の見どころではないですかね。

この作品から、改造車やストリートレースの要素が減っていき、徐々に友情やファミリーの方に物語りの重心が寄っていくんだよな〜。

悪党の正体

あとはやっぱり気になったのはブラガの存在。最初は過去最大の麻薬組織のボスで正体不明。レティ含む3人の潜入捜査官を死なせ、操作打ち切りまで検討されてた、言わば超大ボス的な位置づけ。

偽物のオヤジを持ってきたり散々ブラガって誰なん?って思わせておいて結局正体はカンポス。

そしてあっけなく捕まったとこ。

教会でお祈りしてる時にあっさり捕まってもうたやん。

あれ簡単に捕まり過ぎじゃない?なんであんな簡単にしたんだろ。

考えられるのは2つ。

一つは、よく言えばドミニクとブライアンが敵を上手く出し抜いて教会に潜入してブラガを拘束した。けど、外に部下もいたし、その潜入するシーンもあっさり描かれていて特に戦闘もなし。

二つ目はブラガが、ジゼルが裏切ったことによる(ドミニクと連絡を取り合っていたから)自分達の居場所を突き止められる可能性をキャッチして捕まえられたフリをしてブライアン達が地の利を生かせないことによる、自分達が有利な展開をつくっていって2人を始末する。

どっちも考えられるけど、結局はそのあとの洞窟カーチェイスに展開を持っていきたかったんだろうと考えるのが妥当かなと。

でも、あまりにもあっさり捕まったことで、ストーリー追って観ていた身としては、え?ってなっちゃうかな〜。

洞窟カーチェイスは最後逃げ切れるかって手に汗にぎるからいいんだけどね。ちょっと謎の展開ではありました。

レティの敵討ち、これがMAXのテーマでしたけど、フェニックスは最後まで引っ張りましたね。途中ぐらいで敵討ちを成功させると思ってましたけど、洞窟カーチェイスも迫真だったし、最後の最後に始末とは意外にも。

あとはジゼルがドミニクに好意を抱くような事ってなんかあった?ってツッコミ入れときます。

まとめ

シリーズ1以来のメインコンビ復活

ワイルドスピードMAXを観ての感想はやっぱりこの2人じゃないとワイスピじゃなくない?ってこと。

シリーズ2ではブライアンがメインとなって何何とコンビを組んでやってましたけど、やっぱブライアンとドミニクがコンビを組んで強大な敵と死闘を繰り広げないとワイスピっぽくない。

シリーズ3はどちらも不在で舞台は東京など、設定もいろいろ変わってしまってワイスピはなんとなく終わってしまったシリーズ感が凄くあったけど、MAXにドミニク演じるヴィン・ディーゼルが製作に復帰したことでワイスピが完全に戻ってきた、そんな作品がMAXかなと。

なのでぶっちゃけ観る順番はワイスピ1→ワイスピMAXで十分だよね^ ^笑