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感想『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』俺的究極のシリーズ最高作!【ネタバレあり】

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出典:ミッション:インポッシブル/フォールアウト劇場公式サイト

こんにちは。今回レビューを書く映画はこちら

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

大好きで全シリーズもちろん完全制覇してます。

ミッション:インポッシブル/フォールアウトはシリーズ第6作目。

第1弾から約20年が経過してますが、56歳(映画公開当時)のトムクルーズ、マジこれスタントなしでやったの?アクションやばくね!?って感じです。

感想は月並みな表現になるけど、シリーズ最高傑作ではないかと。アクションもそうだけど、今までのシリーズの人間関係も集約されているスケール感デカい作品です。

本記事の内容

● 映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のあらすじ

 

● 映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の感想

 

※ ネタバレありの記事なので見ていない方は注意してください

映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の概要

監督・脚本・製作:クリストファー・マッカリー

製作:J・J・エイブラムス、トム・クルーズ、ジェイク・マイヤーズ

ミッション:インポッシブルシリーズ第6作目。

前作同様にクリストファー・マッカリー監督がメガホンを取った。毎回監督が違うので、今作は同じ監督が続けて撮った異例の作品になった。

批評家の評価も高く、シリーズ最高傑作の呼び声が高い。

映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のあらすじ

盗まれた3つのプルトニウムの回収に成功したIMFのエージェント、イーサン・ハント。だが、仲間を救出する際にプルトニウムを再び奪われてしまい、同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッションが下される。手掛かりは“ジョン・ラーク”という男の名前と、彼が接触する“ホワイト・ウィドウ”と呼ばれる謎めいた女の存在のみ。世界に刻一刻と迫る〈終末の危機〉。チームの仲間や愛する人までもが危険にさらされ、幾つもの〈フォールアウト(予期せぬ余波)〉がイーサンに降りかかる…!

出典:ミッション:インポッシブル/フォールアウト劇場公式サイト

ソロモン・レーンの逮捕から2年が経過。シンジケートは神の使徒(アポストル)と呼ばれるグループを結成していた。

プルトニウムを不意に奪われたイーサン率いるIMFの面々。

そのプルトニウム奪還と核につながる重要人物ラークと謎の美女ウィドウの取引に潜入し、未然に防ぐことが今回の彼等のミッション。

そこには前作の宿敵ソロモン・レーンが絡んきて…。

無事にプルトニウム奪還を果たし、イーサン達は核同時爆発を防ぐことが出来るのかというストーリー。

映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の登場人物

イーサン・ハント/トム・クルーズ

ルーサー・スティッケル/ヴィング・レイムス

ベンジー・ダン/サイモン・ペッグ

イルサ・ファウスト/レベッカ・ファーガソン

ソロモン・レーン/ショーン・ハリス

オーガスト・ウォーカー/ヘンリー・カヴィル

ホワイト・ウィドウ/ヴァネッサ・カービー

イーサン・ハント

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出典:ミッション:インポッシブル/フォールアウト劇場公式サイト

説明不要の我らがイーサン・ハント。

数々の難解なミッションにも果敢に挑み幾度も常識を覆してきた。超絶な身体能力を誇る。

トムクルーズもおんとし57歳(みえねー)。

フォールアウトではビルに飛び移る場面で骨折したことが話題に。

高度7620mからのヘイロージャンプとか高所恐怖症の自分からしたら想像もしたくない過酷アクション。凄すぎ。

いまだアクションを続ける歩みを止めることのない本物のトップスター。

イルサ・ファウスト

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出典:ミッション:インポッシブル/フォールアウト劇場公式サイト

前作に引き続きヒロイン役のMI6の諜報部員イルサ・ファウスト。

前作でMI6の元を離れることになっているはずだが、今回もレーンを始末する為にイーサン達の前に現れる。

イルサ役のレベッカ・ファーガソンはテレビドラマ『The White Queen』でのエリザベス・ウッドヴィル役で知られるけど、ミッション:インポッシブルで圧倒的に一躍有名になった女優って感じ。

最初微妙と思ったけど、この人めちゃ綺麗やね。見れば見るほど色気もヤバいし。

オーガスト・ウォーカー

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出典:ミッション:インポッシブル/フォールアウト劇場公式サイト

この物語のキー人物。CIAの諜報部員で今回の任務でイーサンと組まされることに。

なかなかに協調性に欠け、ダイブなどで危ない目に合ったりイーサンを困らせる。

格闘にも長け、頭も少々切れる。でも重要な時あんま活躍しねーんだよな。

ホワイト・ウィドウ

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出典:ミッション:インポッシブル/フォールアウト劇場公式サイト

武器仲介人でジョン・ラークにプルトニウムを売る謎の女として、ウォーカーと共に物語のキー人物になる。

勝気で美しく、兄をうっとうしいと思っている。作中でイーサンに強引にキスするシーンはなんか迫力があってヤバい。(ってかイーサンまた惚れられたの?)

イルサ、ジュリアと共にフォールアウトを飾る美人の1人。

映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の感想

ここからネタバレ有り

なんといってもこの作品は前作のローグネーションを観てからじゃないと始まらないというか、内容わかんなくね?と個人的には思っちゃう。

ソロモン・レーン、イルサ・ファウスト、シンジケート、MI6など、前作から引き続いている部分が多数存在。

M:Iシリーズは基本前作を観ていなくても十分に楽しめるが(綿密にいうとキャラはつながっている)フォールアウトに限っては前作を観てからだと100倍楽しめるというわけだ。

IMFの熱男イーサン・ハント、プルトニウムを奪われる

まずイーサン率いるIMFのメンバーがプルトニウムをギャングから購入しようとするシーンから。

ルーサーが命の危険に晒された時のイーサン。

俺のことは構うな!とルーサーが叫ぶがイーサンは結局とルーサーの命を助ける。

映画の冒頭からクライマックスシーン的な?とにかくこのシーン胸熱です。

ずっとコンビを組んできたルーサーをイーサンが見捨てるわきゃないやないですか。だってルーサーですよ?

ルーサー見捨てて敵にあっけなく射殺、プルトニウムだけ奪うとなれば、たとえ世界に脅威が迫ろうとも、おいイーサンどうした!?ってなる。それほどルーサーとベンジー、イーサンの絆は硬いってこと。

この物語にも出てきますけど、イーサンってマジ情に熱い男なんですわ。

大勢の命を救うのと同様、一人の命も大切にする人間、それがイーサン・ハント。

そっからプルトニウムを奪還する作戦が始まって、まずは核兵器を設計したデルブルック博士を病院内に拘束し、偽の情報番組を見せ騙して、ラークにつながるコードを聞き出すシーン。

核兵器が世界にばら撒かれ、俺の犯行声明を読ませろと悦に浸ったくるった科学者が実はトリックだったと知り慌てふためいて驚きビクビクする。そこにイーサン、ベンジー、ルーサーが揃ってあの名イントロが始まるっていうね、あそこ観てもM:Iシリーズは常に逆襲と共にあるというか、いつも核兵器とか巨大すぎる敵なのでとんでもないものに今から立ち向かうよって圧倒的スケールが毎回病みつきになる^ ^

ウォーカーはCIAから送り込まれたスパイ?

あとは今回のフォールアウトで重要な人物がウォーカーとホワイト・ウィドウの2人。

CIA長官エリカ・スローンに命じられ、イーサンと組まされることになったウォーカー。この時点で勘のいい人は何となくわかったんではないの?

どう見ても何かあるだろって。クサイですよ。

ただでさえCIAとIMFの対立の構図がM:Iシリーズの物語にはあるのに^ ^

絶対怪しいだろこの人物(笑)あれ思ったの俺だけ?

あとはホワイト・ウィドウ。

勝気でいて冷静。敵が味方かわからない。でもひとつだけ分かるのは兄貴のことはめちゃくちゃ嫌がってる。

余談ですけど、この人めちゃめちゃキレイですよね。ちなみに吹き替え版は広瀬アリス。あのささやくような柔らかい口調や声色があの女優にあっていたように個人的に感じたので星3つですね。

鍵握るのはやっぱレーン

あとはなんといってもソロモン・レーン。

こいつまた出てくんの?って(笑)

ウィドウがこの人の身柄とプルトニウムを引き換えよって言って見せた写真にまさかのレーン。

ビビりましたよ、正直。

え?この物語ってローグネーションの続き?って思ったのもこの瞬間。

そしてこの瞬間にまたワクワク感が止まんなくなる。やられるよM:Iシリーズには。

レーンの吹き替えはドラゴンボールのフリーザの声の中尾隆聖さん。

もうこの声聞くだけでテンションあがる!

悪役にほんとピッタリで、悪の塊そのものなんですよ。声だけで完全悪役を演じられるのはセルの声の若本 規夫さんとこの人くらいじゃないですかぁ?

だからこのシリーズ吹き替えで見るのがいいと思うんですよね。字幕でも見ましたが。

話それましたね。レーン。

ローグネーションではシュッとしててシンジケートの親玉、マフィヤの親玉、冷たい切り裂ける刃のごとく鋭い存在感を光ってたやつが、護送される時、画面映ったのがなんだこのジジイ‼︎(笑)

変わりようヤベェっしょ。最初マジわかんなかった。え?この人って前作の人?って。

髭生えてメガネとっただけでめちゃ変わる。

結局、イーサンはプルトニウムを手に入れるために仕方なくレーンを捕らえるため、ウィドウの兄率いる連中とは別行動をして見事奪取に成功するわけですが、そこにはイルサのMI6での立場や、やっぱレーンを始末してこいと頼まれていたことなどが判明します。

そして、ロンドンのアジト、絶対なんか起こるって予想したら案の定、詰めが甘いIMFがエリックの計らいもあって結局はウォーカー(ラーク)を逃しちゃうことになるんですが。

長官が殺されるのは意外も意外。超びっくりてした。シリーズを通してイーサンと喧嘩もするし方向性も合わないけど、この長官が居たからなんとかなった部分もあった。

でも戦闘は弱いイメージあったからドンパチ始まったときはこりゃやべーなって思ってました。

で、最後の戦闘へ。

話の終盤、レーンが最終的にラークとヘリで逃げるシーンはイーサンと一緒に絶望しましたね。

やっぱレーンだって。ウォーカー(真のラーク)と神の使徒が暗躍したからレーンは逃げれたけど、核兵器にプルトニウムをセットするのはやっぱレーン。

核爆弾を隠したのも医療機器のX線がひしめいている場所に。木を隠すなら森。そのお陰で最後までイルサとベンジーは見つけられずに大苦戦する。

狡猾で巧妙で憎たらしいほど強い。イーサンの最大の好敵手。

まぁそれに比べラークは小物ですね。

ロンドンのアジトで長官とIMFのメンバーにコロッと騙されるし、ヘリでの戦闘もそう。

ハッキリいって丸腰同然のイーサンに、マシンガンを装備したヘリの運動手付きの高待遇で追い詰められていきますからね。

結局はイーサンの執念が勝るけど、存在としては小粒程度。レーンと比べるのは申し訳ない。

で、最後の戦闘。

すったもんだで最終的にはラークを蹴飛ばして爆発までは残りは50秒。必死に素手で崖を登るイーサン。ベンジー、イルサ、ルーサーは同時に爆弾の線を切る。画面は白くなり、何が起こったと思ったら起爆装置のピンを口にくわえたイーサン、そして歓喜。

崖を登りきったイーサン即グッタリ。

頼む、イーサン。もっと奥に行ってくれ!

ちょっと風が吹けば崖下に真っ逆さまに落ちちゃう(笑)と思ったの俺だけじゃないよね?ww

ジュリアの存在が最高過ぎる

イーサンはイケメンで最高峰の腕のあるスパイ。内面も超イケメンで女性との恋が多い。というか毎回で多過ぎる(笑)

ジュリアが出てきたときはほんと驚き。

というか、その前にエレベーターのシーンでジュリアの写真をウォーカーが見せてきたので伏線はあったけど。

いつぶり?

シリーズⅢでさらわれて結婚を解消して以来の本格的登場。で、新しい旦那さんと共に自分の生きる道を全うしている。

イーサンの気持ちに去来するものはなんだったんでしょう。

自分は泣きそうになりました。ジュリアの幸せを1番に考えているイーサン。離ればなれになってもずっと見守っているし、本当に慈しむ愛。

この2人の流れている空気感最高で、男として本当に目指すべきは無償の愛だよ(何言ってんだ俺)。

あとはジュリアとルーサーが爆弾解除するシーンね。今は医療従事者として生きるジュリアでもスパイの元奥さん。

最大の危機に一発回答。ルーサーに何かを悟った表情で私も手伝うわといったシーンは鳥肌もんでした。

【そしてイルサが新しい恋人になるのかな?】

MI6から解放され、真の自由の身になったイルサ(でもどうかわからん。ローグネーションでも解放されてるから、次回は変わってるかも)

イーサンがボロボロになってベッドで再開してお互いに触れ合うシーンもなかなかに良い^ ^

ルーサーとベンジーがそれを見守ってる。最高の仲間に囲まれるイーサン。

でも、その前にイーサンとジュリアが抱き合ったの、旦那みてるだろ、それ!ってツッコミ入れましたけど。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

M:Iシリーズって分かりにくいってこと聞くけど、今回は分かり易かったんではないでしょうか。謎の美女ウィドウは最後はCIAと手を組んでレーンの身柄をMI6に引き渡しますけど、そこまで謎は多くなかったし。もうちょっと何かあるかなと思いましたけど、あんま合ってもゴチャゴチャしてわけわかんなくなるし、ちょうどよかったと思いますが。

次回はどうなるんでしょうね。

だいたい4年に1回のペースなので、このままいけばトムクルーズは60歳で公開を迎えることになりそうっす^_^;

アクションとか設定とか難しくなってきますけど、やっぱミッションシリーズは興奮させてくれるので次作も期待せずにはいられなそうです。