気仙沼大島 観光おすすめスポット‼︎【大島大橋開通】
こんにちは!
今回は宮城県気仙沼市にある東北最大の島、大島の魅力とおススメの場所などをご紹介していきます!
はじめに
気仙沼市大島は東北最大の面積を誇る島で、今までは気仙沼市からフェリーでしかいけませんでしたが、2019年4月7日気仙沼大島大橋が開通。
車でも行けるようになり、日帰りでも気軽に観光に行くことが出来るようになりました!
今回は気仙沼大島大橋を渡って大島に行ってきました。
気仙沼大島大橋
気仙沼市と大島を結ぶ大橋は地元の方達の悲願でもあった事業で、地元の方達と市、県が一体となって完成した正に東北復興事業のシンボルでもあります。
まずは気仙沼市から大島に向かって車を走らせます。いや〜ワクワクしますね^_^
気仙沼市の街中の道は復興事業などもあって少々混んでいましたが、抜けるとスムーズに走ることが出来て、見えてきました。大橋です!
でっかい、とても綺麗な橋です!圧倒されました。思わず降りてパシャリと一枚。
全長297メートルのアーチ橋としては東日本最大の大きさです。
歩道もついているので端から端まで散歩がてら風景を堪能するのもいいかもしれません。
すごく高くて私は高所恐怖症なので、お尻がゾクゾクしてプルプルいってました…(笑)
浦の浜港
気持ちいい風景と風を感じながら大橋を過ぎると最初に到着するのが浦の浜港。
気仙沼からのフェリーが就航していた時の港です。残念ながら震災の影響で以前の活気は今のところありませんが、今度からは『大島ウエルカムターミナル』として活気溢れる大島の玄関口として新しく生まれ変わる予定で今まさに着工されています。
大島大橋と一緒に開業の予定でしたが、県道の整備事業などの影響で遅れてしまったようです。
商業施設や観光窓口などの観光交流スペース(産直販売やコミュニティ機能)が作られてる予定で令和元年度の整備完了を目指しているそうです。
大島の玄関口として新しく生まれ変わるのが今から楽しみですね!
その浦の浜の漁港を少し曲がると何やらソフトクリームの旗がみえてきました。
一緒に行った相方がソフト食べたいー!!ということで寄ってみました。
喫茶去
お店の名前は喫茶去。
とっても愛想のいいママさんがいらっしゃって暑いせいもあり、ソフトがめっちゃ美味しい!!
買って外で食べていたのですが、(島を巡るのにマップかなにかが必要だな)と思い、もう一度中に入って「マップか何かありますか?」と訊ねるとまた快く気さくにマップを頂戴致しました。
おススメの場所なんかも説明していただいて本当にいい方で、島に入ったら是非寄ってみることをオススメ致します^ ^
『もし海鮮系食べられる予定ならば、ここに行ってみてください』と。
その場所ははま家という食堂で実はこの場所は、はま家でやっている喫茶店とのこと。
是非美味しいので行ってみてくださいと言われ、私はそういう縁めいたことが大好きなので(笑)是非行ってみます!といって喫茶去を後にしました。
小田の浜(こだのはま)ビーチ
次に向かったのが小田の浜ビーチ。とっても綺麗な場所で夏は海水浴場としてたくさんの人が訪れるとか。
海も青さがあり綺麗なですね。遠浅な海で子供を遊ばせるのにも最適な場所とのこと。
夏には海水浴に来たいなーと思いました。
ビーチ沿いには小田の浜ビーチハウスという休憩施設もあり、こういうところがしっかりしていると、旅行者にとってはいいですね。
龍舞崎(たつまいざき)
お次に向かったのが大島メインスポットの一つ龍舞崎。島の南の先端に位置する場所で近くの駐車場に車を停めて遊歩道を歩く散歩コース。
龍が舞いがるような波しぶきで龍舞崎と地名がつけられた場所で、遊歩道はアップダウン有りの海沿いを歩くとても気持ちのいいコース!
運動不足も解消するくらいの気持ちよさでした。
歩くこと10〜15分、龍舞崎の先端まで辿り着きました。龍舞崎はなんでもあの浦島太郎に出てくる乙姫が流れ着いたという伝説がある場所らしいです。へぇ〜。
浦島太郎に出てくる「龍宮城」も龍という文字を取ると「宮城」となることもありそういう言い伝えがあるとの事でした。
亀山展望台
次に行った場所は島で1番最初に目についた大島を代表する亀山。
標高235メートルの小高い山は車で少し登ると山頂が見えてきます。途中には以前亀山リフトと呼ばれる山頂と下の駐車場を結ぶリフトがあったのですが、震災による火事で燃えてしまったそうです。
亀山の周囲には「亀山火災を忘れるな」という標識をいたるところで見つけました。
ここから先は車はご遠慮願いますと書かれた駐車場に車を停めて少し登ること5分くらい。
亀山展望台が見えてきました。
いや〜見晴らしが最高ですね。大島から気仙沼に渡る景観を365度見渡すことができます。
大島に来たら絶対に行きたい場所ですね!
亀山展望台のレストハウスからの眺め↓
通ってきた大島大橋が見えます。向こう岸に見えるのが気仙沼市です。
浦の浜港全体の眺め。ここに大島ウエルカムターミナルができます。出来たらここからの眺めも変わるでしょうね。
こちらは島の東側。亀山展望台からは365度見渡せるので本当に綺麗で清々しい。
向こう岸に見えるのが唐桑半島です。
海鮮丼が絶品のはま家
ちょうどこのあたりで時間が夕方の4時あたりになりまして、夕食が食べたくなってくる時間。
実はお昼はピクニックも兼ねての持参してきたおにぎりやサンドイッチなどのおかず付きお弁当を食べたので海鮮丼は夕食に食べようと思っていました^_^
朝に喫茶去で紹介していただいた食事処はま家を目指すことに。
はま家は小田の浜ビーチにほど近い石垣が少し並ぶ地帯の民家の中に有りました!看板も出ているので見つけるのに苦労はしませんでした。
お昼の時間帯から夜まで通しではやっていないなと思っていたので、まずは様子見といった感じで駐車場に車を停め店の入り口へ。
すると店の入り口にはメニュー表がかざってあり、海鮮丼や刺身定食などの食欲をそそるメニューが並んでいます。あぁ楽しみ楽しみ!
とりあえずメニューを撮っておこうと思い一枚パシャり。
個人的に鶴亀丼がいいな〜と思い、車に戻ってぶらついて時間をつぶしてくるかと思ったとき、店のご主人と思わしき方が出てきました。様子を見にこられた感じでしたので
「お店って夕方は何時からですか?」
と尋ねると夕方は18時からやっていますとのこと。
「わかりました、ありがとうございます、そのくらいにお伺いしますね」
と立ち去ろとしたところ、ご主人が
「何人?」
と聞かれるので、2人ですと答えると
「今自分が店番してるけど、もし2人だったら今出せるよ。食べてく?」と言ってくれたので、そのご好意がとても嬉しくお言葉に甘えさせていただくことにしました。
いや〜ラッキーです^_^
店内は綺麗に整えられていて情緒がある雰囲気の店内でした。外観のわりには店内は広く20名〜30名は入れるのではないかと思いました。
ご主人がお水をご丁寧に氷などに入れて頂いて、すごく物腰が柔らかい丁寧な方だなと思いました。
そして早速海鮮丼を注文することに。
私は先程気になった鶴亀丼を。
一緒に居た相方は生の刺身は少し苦手な部分があり、それを言うと
『じゃあ少し炙って、食べやすくしようか?』
などと言ってくれ、なんとも嬉しくなる心遣い!すごい!
海老が好きなことも伝えると、少し刺身系を少なくして海老をプラスするねとと言っていただき、その柔軟な対応には驚くばかりでした。
そして待つ事少し、来ましたー海鮮丼です。
めちゃめちゃ美味しいー!!
マグロやサーモン、鯛のお刺身は新鮮で海老はぷりぷり。ホタテは弾力と歯ごたえがあり、いくらが散りばめられ明太子もさりげなく乗っているところがとてもGOOD。今回はウニも乗せていただきとても満足のいく一杯でした!
付け合わせのお漬物やサラダもおいしく、お味噌汁もアラ汁のダシがとってもきいた風味高い味わい。
食事が終わる頃にはまたご主人と談笑が始まり、お店は大橋開通以来すごく盛況とのこと。
今日もお昼は混んでいて、1時間待ちのお客様もいたらしいので、本当にラッキーでご主人に良くして頂いたなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
震災前は先程の喫茶去の駐車場にはま家のお店があったらしいのですが、津波で流され、今の場所に移転。震災当時の色々なお写真も見せていただきました。
お店のローンが終わり今から遊ぶかなと思っていた矢先に震災にみまわれたと笑顔で明るく教えて頂きました。
余談ですが、被災した海沿いのお店に入って食事をすると必ずといっていいほど、震災当時のお話しを明るくされる店主の方と巡り合います。
皆さん、明るく真っ直ぐ前を向いて笑顔で頑張っている姿にいつも心打たれ、でもその奥底には人知れないご苦労があったということがすごく伝わる。本当にすごい方達だなといつも感じています。
はま家さん、とっても美味しかったです!ご馳走さまでした!
十八鳴浜(くぐなりはま)
残念ながら今回は時間の都合で行けませんでしたが大島には十八鳴浜という国の天然記念物に指定されている浜があります。
石を踏むと「クックっ」となるので(9+9=18)で十八鳴浜と呼ばれています。
砂が汚れてしまうと、音が鳴らなくなる為に周辺は道路も整備されておらず、駐車場から山道を15分くらい歩いた場所にあるとのこと。
是非行ってみたい場所でしたので次回はチャレンジしてみたいです!
まとめ
今回はこんな感じで旅路をあとにしました。
いや〜本当にいいところでした!!
是非今度はゆっくり泊まりで来たい。海水浴もしたいし、また美味しいものもいっぱいたべたい。とても素敵な場所でした。
あと、今回ここにご紹介しきれなかった、大島神社やみちびき地蔵、若木浜、田中浜などまだまだ大島には見所がたくさんあります。
是非、美しい自然と壮観な景色を感じながら美味しいものを食べて、大島を満喫して頂ければと思います。
では、今回はこの辺で。
ありがとうございました。