SimLOG

LESS IS MORE

20200511103630
20200511023622
20200511101041
20200511102351

健康という最も大切な財産

f:id:ats-number8:20191102213558j:image

お題「最近気になったニュース」

国が病気予防に1500億

政府が病気の予防などに積極的に取り組む自治体を支援する交付金に、2020年度予算案で1500億円程度を計上する方向で検討しているそうです。

これは19年度比50%増で、5年前の150億円の10倍もの異例の増額となっています。

年々増えているのには超高齢化や病気予備軍の40代、50代が増え続けているからでしょうが、そもそも健康を害するものを野放しにしている状態が本末転倒かと。

健康の最大の敵は体に悪影響のある油ですが、この体に悪い油を規制をしていない国が日本です。

トランス脂肪酸というのを聞いたことがあると思いますが、以前からWHOではその危険性について指摘しており、すでにアメリカ、デンマーク、カナダでは使用を全面的に規制されています。

トランス脂肪酸は様々な病気・弊害をもたらします。人工的に生成された化学物質の為蓄積性があり、体内の脂肪にどんどん溜まっていきます。

そのため血管が詰まりやすくなり、心臓病・動脈硬化・脳梗塞など様々な血管の病気にかかりやすくなります。

こんな危険な油を欧米諸国のように取り締まらず野放しにしているのに病気予防に積極的に取り組んでいる自治体に交付金を増やすというのはよくわからない話です。

自治体がコンビニやファストフードに使われているトランス脂肪酸を取り締まるってことなのでしょうか。

もちろん病気の原因はそれだけではないですが、心臓病や脳梗塞などの血管系の病気は血液に悪玉コレステロールが溜まったもので引き起こされるなので、確実にその影響はあります。

自治体がやれることって?

そもそも自治体が健康予防を推進する具体的な方法ってどんなことなんでしょうか。

あまりパッと思い浮かばないのですが、例えば定期的に運動しましょうとか、検診を促進するとかですかね?精神的なケアをしていくとか。

ありきたりだし、あまりピンときません。

個人的には人体に良くない油を除去していくというのが一番の近道ではないかと思うのですが。

食事という当たり前の日常生活に食い込んだところに1番の病気の原因があるとすれば、それを防ぐことでだいぶ病気のリスクが減らせると思うし、現にトランス脂肪酸を禁止している国では医療費の削減可能であることの試算を立てて実行しています。

日本もいち早く国で基準を決めて「これぐらいの含有率でそれを超える場合は添付してダメ」とか規制を強化して、安全・安心な食品を消費者に提供してほしいと切に願います。

現代社会の食生活では難しい

肥満が健康の大敵なのは言うまでもないですが、とにかく今の日本の食生活で肥満を予防するのは困難ですよ。

外食をすれば確実に油たっぷりの食事を摂取することになりますし、コンビニで買うものなどにも多くのトランス脂肪酸が入った食べ物ばかりです。

今の時代、ファストフードやコンビニで買い物しないとか、排除していくのは難しいですよね?これを書いてる僕ですらコンビニにはたまに行きますから。

でもですよ。

やっぱり選ぶことは出来ると思うんですよ。

これだけ世界的に見ても危険なものが出回っちゃってるのですから、それに気づいた時に自分から選んでそういうのを食べない。

これに尽きると思うんです。

そういう自己防衛的な視点で、モノを見て考えて動いていくしか自分達の健康は守れない。

なんだかこの記事を見てそう思ってしまいました。